奥沢〜玉川田園調布〜自由が丘の地域にゆかりのある人物を講師にお招きして多彩なテーマでお届けする講演会、「人ひろば」。
いつもと雰囲気が違う今回の会場。
ゴージャスな金屏風に、座布団が置かれた高座が。これは、もしかして…
そうです、今回は落語の独演会。
お迎えしたのは古今亭菊六さん。
世田谷区奥沢出身で、28人抜きで真打に昇進し、いまや古今亭文菊のお名前で活躍する大注目の落語家です。
今回の「人ひろば」は、その真打昇進直前の記念独演会だったのです。
「待ってました、四丁目!」
会場からの大きな掛け声に、大拍手。
一気に気分が高まります。


「こういう掛け声をいただいたのは、あたくし、初めてですねぇ(笑)」
菊六さんの、そんな明るい一言から、美術館での落語独演会が始まりました。


お話のなかのおかみさんや与太郎さんが、まるでその場にいるみたい。
菊六さんの落語に、会場のみなさんは、すっかり魅了されている様子です。
最初から最後まで、会場に笑顔があふれた今回の人ひろば。
本当に楽しい時間となりました。



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