予約不要、1回100円で開催時間中いつ来てもご参加いただける毎年恒例のサマーワークショップ。
今年は二子玉川にある貼箱(紙器)専門店『BOX&NEEDLE』さんのご協力のもと、世界から取り揃えた貴重な紙を使って、ワッペン作りを行いました。
テーマは「世界の紙で色を咲かせよう」。参加者には制作に先立って、展示室で宮本三郎の華やかな色彩で描かれた花や女性の作品などを見て、イメージを膨らませていただきます。
今回のワークショップで使用する紙のほとんどが写真のように細長〜い形状!というのもこれらの紙は、紙箱を作った際に出る端材だから。
そしてこの“紙”ですが、世界各地から輸入されたもので、中には貴重で珍しい紙も!手触りもツルツルだったり、ざらざらだったり、素材も、加工方法も、染料も、印刷方法も本当に様々だそうです。世界にはいろいろな紙があることに驚かされます。

はたして、これら色とりどりの紙が、どのように使われ、どんなワッペンができあがるのでしょうか?楽しみです!
さて、今回のワッペン作りですが、世界各地の紙を使う、と言うことの他にももう一つ、特徴がありました。それは、留め具が強力マグネットだということ。ピンと違い穴を開ける必要がないので、服の生地も傷めず、また位置を変えるのも簡単という、画期的な方法です!
平らなものから、首からぶら下げるメダルタイプ、立体的なものまで、出来上がったワッペンのバリエーションは、スタッフの予想をはるかに超え、みなさんの創造力の豊かさに驚かされました!



大人も子どもも夢中になって取り組んでくださり、それぞれに個性あふれる作品ができあがりました。

みなさんとてもお似合いです。

今年の夏も沢山の方にワークショップへご参加いただき、ありがとうございました!




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