宮本三郎記念美術館では、地域のお祭り、奥澤神社例大祭にちなんで、大蛇をつくるワークショップを毎年開催しています。
今回の講師は日本画家の大浦雅臣さん。
ご自身の作品では色鮮やかな日本画作品も数多く発表している大浦さん。
今回のワークショップでは、墨一色で描くことを教えてくれました。
まずは、奥澤神社の大蛇作りを見学。
こうして地域のことを知ることも、ワークショップの目的のひとつとなっています。
美術館に戻ってきたら、さっそく大浦さんから筆の使い方を学びます。
墨一色で描くため、様々な筆の使い方を用いて、多彩な表現ができるようにするのです。
今回のワークショップに参加したみなさんは、年齢も様々。けれども水墨画に関心があることは、みなさん同じです。その眼差しは本当に真剣。

静かな時間が流れるなか、それぞれに水墨画の表現を掴んで、たくさんの蛇が描かれていきました。
そしてついに、共同制作の時間。
大浦さんがあらかじめ描いてくれた下絵をもとに、奥沢の大蛇お練りの様子をみなさんが、どんどんと描き込んで行きます。
全員で描いた大作は、素晴らしい出来栄え。

出来上がった作品と大蛇お練りの様子はこちらからご覧ください。




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