2008年12月〜2009年3月の展覧会 「画家の書棚にみる 昭和アートブック史」に 関連して行われたワークショップ。 活版印刷で小さな本を作ってみます。
これが活版印刷のための機械です。 とても古いものですが、 十分にメンテナンスされ、今でも現役。
今回のワークショップの先生は オールライト工房のみなさん。 明るくて楽しい説明で 参加者のみなさんにも 笑顔があふれます。
最初から本をつくるのは少し大変。 オールライト工房のみなさんが 小さな本の基礎となる材料を 準備しておいてくれました。
活版印刷の機械の仕組みを 先生から教えてもらいます。 小さなお子さんも、 夢中になって聞いていますね。
作り方を ひととおり聞いたら 早速、制作スタート! 手前にあるのは、 赤インクの缶なんですよ。
紙を機械に差し込みます。 慎重に、慎重に。
機械のレバーを下げて、 一気に印刷!
出来上がったのがこちらの本です。 手のひらサイズの小さな本。 中には宮本三郎の言葉が 1行ずつ印刷されています。 なんだか、言葉が胸に染み入るような そんな本ができました。