奥沢〜玉川田園調布〜自由が丘の地域にゆかりのある人物を講師にお招きする講演会、「人ひろば」。宮本三郎記念美術館の周辺地域にお住まいの「宮本三郎記念美術館と地域の会」の方々が、毎回コーディネーターとなり、多彩なテーマで行っています。
今回の講師の方は末松氷海子さんです。
末松さんは児童文学の翻訳家であり、研究者でもいらっしゃいます。
今回はメーテルリンク作の童話「青い鳥」がテーマです。
「青い鳥」と言われてピンとこない方も、チルチル、ミチルと言えば聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
二人の兄妹が青い鳥を探しに行く物語です。

日本では、商店の名前、喫茶店、劇団、社会福祉関係等、様々な場所で「青い鳥」という言葉が使われています。
あまり意識したことがありませんでしたが、確かに「青い鳥」という言葉、よく見かけます。

また、末松さんが当日配布してくださったリストには、出版された「青い鳥」の情報がずらり、と並んでいます。
こんなに沢山出版されていたとは知りませんでした。


新しい発見のある講演会となりました。



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