閉館後の展示室に沢山の人が・・・。
展覧会「宮本三郎のデッサン教室」では、関連企画「参加するデッサン教室」として、講演会を行いました。
講師は画家の諏訪敦さんです。
実は当館では、2011年3月にも諏訪さんの講演会を予定していましたが、前日におきた震災のため、中止となりました。今回は、2年越しの講演会の実現です!今回参加してくださった方の中には、なんと2011年の際に応募して下さっていた方もいらっしゃり、嬉しい限りです。
聞き手は、当館の学芸員小金沢です。
諏訪さんの絵や、諏訪さんが留学なさっていたスペインの写実画家の話などを聞きながら、デッサンや写実について考えていきます。




講演会最後に質疑応答では、参加者の方々から、諏訪さんの制作やデッサンについての質問が多数あがりました。参加者の方は絵を描いていらっしゃる方も多かったようです。
アンケートやツイッターでも、熱いご意見、感想をいただきました。デッサンや画家の視点について考えを深める濃密な2時間でした。みなさん、講演会が終わった後も、今回の内容を反芻してくださっているようです。

※こちらの講演会は『宮本三郎記念美術館 平成23・24年度 展覧会・講座室活動報告書』
に、また2011年4月1日に諏訪敦さんのアトリエにて行われたインタビューは、平成22年度の活動
報告書に収録されています。ご興味のある方は、ぜひ当館までお問い合わせください。




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