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画家、キャラクターデザイナー、イラストレーターの、天野喜孝さんを講師にお招きし、講演会「神話を描くということ」を開催しました。今回は、開催中の展覧会「絢爛(けんらん)な色彩の神話世界へ」の関連イベントです。 |
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天野さんの作品は、アニメ「タイムボカン」シリーズや「新造人間キャシャーン」、ゲーム「ファイナルファンタジー」など、どなたも一度はお目にかかったことがあることでしょう。そんな天野さん、ご自身の作品について気さくにお話して下さいました。 |
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聞き手は、当館学芸員の小金沢です。その天野作品へのあふれる情熱もあり、興味深いお話をたくさん聞き出すことができたようです。
「ファイナルファンタジー」は、小説の挿絵のお仕事がきっかけだったそう。「少しくらいゲームと絵が違っても、プレイする人の想像の自由度が広がるんじゃないかなって。」 |
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神話というテーマとの出会いについて、宮本三郎と天野さんの似ている点、異なる点をまじえながらお話して下さいました。「何かを資料にして描くというより、違う世界を描いてみたい。でたらめな世界を絵にして、空間になったらいいな。」「描きたい空間がある。」とおっしゃっていたのが印象的でした。 |
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「生意気かもしれないけど、自分の作品を今ではすべてオリジナルと思える。」とおっしゃっていた天野さん。その素顔にふれることのできた、アットホームな講演会となりました。 |