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開催中の展覧会「宮本三郎 写真家との対話」では、宮本三郎が1950年代に手がけた写真雑誌の表紙構成の仕事を取り上げご紹介しました。関連イベントとして、雑誌表紙にまつわる講演会を開催しました。講師は、編集者・美術ジャーナリストの鈴木芳雄さんです。 |
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鈴木芳雄さんは、マガジンハウスで雑誌『ブルータス』副編集長を務められ、現在はフリーの編集者・美術ジャーナリストとして活躍されています。雑誌、書籍、ウェブ記事の執筆や編集、展覧会の企画・広報なども手がけられています。長らく雑誌の編集に携わっていたご経験から、雑誌の表紙のアートディレクションと、その表現の変遷についてお話し下さいました。 |
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日本の雑誌の歴史について週刊誌の表紙を中心に紹介して下さいました。1960〜70年代の雑誌全盛期、大阪万博や東京オリンピックなど世の中が盛り上がる時代の節目に多くの雑誌が創刊され,
本格的にアートディレクターを導入したのは、1963年創刊の原弘氏による平凡社『太陽』でした。 |
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宮本三郎については?「宮本三郎が表紙の構成で担当した役割は、アートディレクター及びスタイリスト。自宅の玄関やリビングで撮影することで、ヨーロッパ体験で得た自身の洗練された生活様式を見せたいと思ったのではないか。また、『カメラ毎日』は写真雑誌なので、写真の構図見本となるようなものを目指したのではないか。」 |
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グラフィックデザイナーの堀内誠一氏と、宮本三郎の意外なつながりの発見とは。参加された皆さんの、雑誌が創刊された当時の思い出話にも花が咲きました。
展覧会に関連した講演会は今後も開催致します。どうぞご期待下さい。 |