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会期 :2024年9月28日(土)―2025年3月9日(日)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日: 毎週月曜日、年末年始(2024年12月29日(日)〜2025年1月3日(金))
    10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)、1月13日(月・祝)
    2月24日(月・振休)は開館
    10月15日(火)、11月5日(火)、1月14日(火)、2月25日(火)は休館
観覧料:一般200円(160円)/大高生150円(120円)/65歳以上/中小生100円(80円)/
    障害者100円(80円) 
     ※小中高大学生の障害者は無料
     ※介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
     ※( )内は20名以上の団体料金
     ※世田谷区内在住・在学の小中学生は土日、祝休日は無料



石川県小松市に生まれた宮本三郎は、画家を志して17歳で上京し、30歳で世田谷区
奥沢にアトリエ兼住居を構えました。以降、奥沢の地を生活と制作の拠点としながら、
生涯を通じてさまざまな土地を訪れます。たとえば、戦前、戦後の2度にわたる渡欧
生活で訪れたパリ、スイス、イタリアやスペインなどの各都市。従軍画家として
渡ったシンガポールやフィリピン。その後、家族との疎開生活を経て終戦を迎えた
生まれ故郷の小松と金沢。戦後の1950年代に訪ねた京都、奈良といった日本の古都。
続く1960年代には、都市の復興と経済発展をネオン輝く夜景に見出します。
宮本が赴いた、それぞれの場所と体験に着目して作品を見つめなおすと、異なる
景色や風土との出会いが、制作上の刺激やきっかけをもたらしたことがわかります。 
そのとき・その場所との出会いがもたらした、時代と土地の空気をはらんだ作品の
数々―宮本三郎の旅路を巡る、絵画のトラベローグをお楽しみください。




《郊外の町》1939年


《シャルトル風景》1939年



《題不詳(編み物)》1945-48年頃



《題不詳(風景/四手網漁)》1945-48年頃




《唐招提寺》1959年頃



《盛夏山湖》1963年




《熱海夜景》1963年頃






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