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2025.11.1 >> 2026.3.15

     


展示会概要


洋画家・宮本三郎(1905-1974)は、人物を描くことを得意としていた一方で、日本各地や滞欧先において、 しばしば風景画も描きました。本展では、宮本三郎が描いた都市と自然、それぞれの風景を光の表現に注目して ご紹介します。
戦後の東京では、復興から高度経済成長期にかけてビルが次々に建設され、都市化が急速に進みます。 その時代の中で、1958年に完成し首都の新たなシンボルとなった東京タワーや、街中のビルの灯り、 カラフルな ネオンサインなどは、宮本が新たな都市の風景として選び取った題材でした。人工的な光にあふれる夜景は、 都市に渦巻く欲望とエネルギーを、ネオン輝く光を通して表現したものと言えるでしょう。
一方で宮本は、自身の出身地である石川県小松市をはじめ、箱根、長崎など、彼が訪れた各地の自然あふれる 風景も描いています。 自然の風景を描く際には、その土地特有の日差しの印象を巧みに描き分け、その場の空気 や時間を表現しました。
都市と自然という、宮本の対照的なまなざしの先にある「光」をご覧ください。

※出品リスト(PDF)*準備中*
※展示会パンフレット(PDF)


基本情報


会  期:2025年11月1日(土)〜2026年3月15日(日)
開館時間:午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで)
休 館 日 :毎週月曜日(※祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)
     年末年始【12月29日(日)〜1月3日(金)】
     ※11月3日(月・祝)、11月24日(月・祝)、1月12日(月・祝)、
      2月23日(月・祝)は開館、      
      11月4日(火)、11月25日(火)、1月13日(火)、2月24日(火)は
      休館
観 覧 料 :一般220円(180円)、大高生170円(130円)、
     65歳以上/中小生110円(90円)、障害者の方110円(90円) 
     ※小・中・高大学生の障害者は無料
     ※介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
     ※( )内は20名以上の団体料金
     ※世田谷区内在住・在校の小・中学生は土、日、祝・休日は無料

    

主な作品


... 《上野夜景》1964年
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《海浜/海の記念日》1967年-1968年頃
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《東京タワー》1964-1965年
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《箱根》1962年-1964年頃

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《(白山遠望/小松風景)》1968年頃
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《(風景/富岳と山村)》1962年頃
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《熱海夜景》1963年


※( )は題不詳のため仮題



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