閉館後の展示室で、様々なミュージシャンをお呼びする音広場です。
宮本三郎の油彩画がずらりと並ぶ展覧会「宮本三郎のクロニクル 1922⇒1974」の展示室が会場です。
照明が落とされ、静謐な空気が漂う展示室。
今回の出演者は、漆芸家でもある八木繁さんです。2008年の音広場にも、篠笛でご出演いただきました。
水をうったような静けさの中、篠笛の音が響きます。
和服姿の八木さん。
篠笛の調べによる和の趣と、宮本三郎の絵が合わさって、心地よい空間が生まれました。
演奏された曲目は「赤とんぼ」や「里の秋」、「秋の月」など、季節に合わせたラインナップです。
秋を感じる風流な宵となりました。