宮本三郎記念美術館の講座室。
秋になるとカラフルな落ち葉で
いっぱいになります。

2009年の秋も、
葉っぱのワークショップが開催されたのです。
その名も「葉っぱの絵を描こう!」。

ワークショップリーダーは群馬直美さん。
葉っぱを描く“葉画家(ようがか)”として、
個展の開催や本の出版など、
大変活躍されています。

群馬さんに教わって、
さっそく葉っぱの絵を描き始めます。
まずは葉っぱに色を塗り、
スタンプのように、
丹念に紙に写し取ります。

写し取ったあとは、色鉛筆で色づけ。
じっくりと葉っぱを見つめていると、
色の変化や細かな葉脈、
葉っぱのふちの形まで、
知らなかった葉っぱの魅力が
どんどん見えてきました。

もっともっと描き込みたいけれど、
ついに終了時間になりました。
出来上がった作品を並べて、
お互いの作品を鑑賞しました。

皆さんの作品はいかがですか。
鮮やかだったり、繊細だったり。
形を活かして、絵にしてみたり。
じっくりと見つめることで、
新しい発見がある。
葉っぱの魅力に気づいた一日でした。